アイカツ!を作っているバンダイの親会社となるバンダイナムコホールディングスの2018年度の通期決算が今日発表されました。

2018年度の通期とは、2017年4月~2018年3月までの期間のことです。

バンナムは丁寧にも自社が扱ったIPのうち上位10作品までの売上を公表してくれており、アイカツ!シリーズもこの中に入っているので今日の発表の内容をお知らせします。

2018年度通期売上

バンナムHD少なく2018年度通期売上

※画像はバンダイナムコホールディングス公式サイト(https://www.bandainamco.co.jp/)の”2018年3月期 決算短信 補足資料”より引用

表の真ん中が2018年度の結果で、2019年度(今年度のこと)の売上見込が右の数値です。

2018年度のアイカツ!シリーズの売上は36億円で着地しています。3ヶ月前の発表では38億円予想だったので少し下げましたね。
それに対し、今年度(2019年度)は35億円売上があるだろうという予想のようです。

アイカツスターズ!からアイカツフレンズ!へと移りましたが、新シリーズになったからといってより多くの売上を見込むのではなくほぼ現状維持で行くようです。
国内トイホビー部門だけの売上を見ると2億円増えているので、バインダーなどのグッズ展開はアイカツスターズ!星のツバサシリーズの頃よりは活発になるかもしれません。

ちなみにアイカツ!シリーズの売上が発表されるたびにアイカツ!シリーズが終わるのではないかと言った根拠のない予想が飛び交いますが、売上が減ったとは言え毎日1000万円の売上を会社に持ってくるIPはなかなかなく、女児向けコンテンツで言えばヒミツのここたまやたまごっちの売上に勝っているのでアイカツ!シリーズがそれより先に切られることは考えにくいです。

そもそもバンナムはプレバン限定とは言え未だにセーラームーンの新作グッズを出し続けてくれているような会社なので、展開が縮小する未来はあるかもしれませんがアイカツ!シリーズが完全に終わってしまうというのは現実味がないでしょう。

次の決算発表は8月に発表される第1四半期決算ですが、バンナムは売上高の高い順番から上位10位までのIPの結果しか公表していないため、もしかするとアイカツ!シリーズがぎりぎり10位以内から外れて公表されないかもしれません。また載っていたら3ヶ月後に結果をお知らせします。

過去決算記事

参考資料