『アイカツ!』シリーズを展開しているバンダイナムコHDの第1四半期(1Q)の決算が今日発表されました。
決算内容はアナリスト予想を上回っていて上々でしたが、そんなことは関係なくバンナムは決算毎に自社のIPでどれだけ売上が出たかを公表しています。
自社IPの中の売上の上位10作品だけ公表しているのですが、その中にはアイカツ!シリーズの売上も入っているためそこだけピックアップしてお伝えします。
今回発表の内容
以前までは売上順だったのですが、今回からあいうえお順になったらしくアイカツ!が先頭で分かりやすくなりました。
今年の4月~6月(第1四半期)の売上は国内トイホビーが5億円でトータルが8億円。9月までの売上はトイホビーが12億円でトータルが17億円、今年度全てをあわせた通期ではトイホビーは25億円でトータルは35億円になるそうです。
これは、3ヶ月前に発表された2018年度の通期決算時に発表された内容と全く一緒で、当期計画より1億円もずれずに着地しています。全くぶれずに予想通りに着地したのは初めて見ました。
新シリーズながら去年の同時期より1億円減っているのでやや心配ですが、見込み通りとのことなので今後を見守りましょう。
決算短信について
当サイトでは決算時の補足資料の内容のみお伝えしていますが、実は決算発表時は補足資料よりも決算短信のほうが株主にとっては重要です。
その決算短信において、アイカツ!の名前が久しぶりに出たのでお伝えします。
最初の数字の出ているところは読み飛ばしてもらって5ページ目の”IPクリエイション事業”のところをご覧ください。
今年度からIPを作るだけでなく盛り上げていこうということでIPクリエイション事業というセグメントができたのですが、アイカツ!シリーズも新しくなったからかここに入るようです。”「アイカツ!」シリーズのTV作品等が放映・公開され人気となった”との記述があります。
最後にアイカツ!シリーズのことが決算短信に載ったのは平成27年度の通期決算時(最初のアイカツ!の時代)のことなので、随分久しぶりの登場です。
『IPクリエイション事業』は”アニメーションの企画・制作、著作権・版権の管理・運用、アニメ作品に係る音楽制作ならびに楽曲および原盤の管理・運用”をするとのことなので、最近アイカツ!の全楽曲が色々なサイトで聴き放題的なサービスで聴けるようになったのがありますが、そのような感じで過去のIPを利用して今後も色々と展開していくことに期待しましょう。
参考資料
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