株式会社バンダイナムコホールディングスの第一四半期(1Q)の決算が今日発表されました。
第一四半期とは、バンナムで言うと4月~6月までの期間のことです。

決算毎に上場会社は決算短信を必ず出す必要があるのですが、バンナムはそれに加えて補足資料も毎回付けてくれ、その補足資料を読むとアイカツ!の今後が若干分かってくるため当サイトでもアイカツ!の項目だけを抜き出して解説しておきます。

5月発表時の計画

3ヶ月さかのぼりますが、今年度である2016年度のアイカツ!の売上計画については既に5月時点で発表されていました。
5月時点で発表されていたアイカツ!の売上の計画見込みは以下のようになります。

全体の売上
4月~9月までの計画 4月~3月までの計画
37億円 80億円
トイホビー部門の売上
4月~9月までの計画 4月~3月までの計画
30億円 60億円

去年の4月から今年の3月までの売上結果は全体の売上で言うと117億というものだったので、発表された当時は全体で80億計画予想というのは少なすぎるのではないかと言われていました。

これについては、女児向けアーケード筐体が他社でも競合が出たことや、同じバンナム内のIPですが妖怪ウォッチにアイカツ!の対象層が一定数流れてしまったからではないかと個人的には思っています。

今日発表された1Q到達時点での計画

5月からの計画に対し、今日発表された1Qでの結果、及びその後のアイカツ!の売上の計画見込みは5月に発表されたものと比較するとこのようになりました。

全体の売上
4月~6月までの結果 4月~9月までの計画 4月~3月までの計画
11億円 32億円(-5億) 81億円(+1億)
トイホビー部門の売上
4月~6月までの結果 4月~9月までの計画 4月~3月までの計画
7億円 25億円(-5億) 60億円(±0億)

結果だけ見てもよくわからないかもしれないので簡潔に言うと、今年の上半期(4月~9月まで)の売上は当初計画より5億下がる見込みとなりましたが、下半期も合わせた最終的な決算は当初計画より1億増える見込みとなったようです。

上半期で5億も売上が下がる見込みなのに対し下半期も合わせた数字で見ると1億増えているので、9月以降、おそらく2016年シリーズの時なのでしょうが、まだ発表されていない売上が伸びるようなサプライズが何かあったりするのかもしれません。

次の決算が発表されるのは3ヶ月後の11月頃なので、またその時になったらこちらでも記事を投稿しようと思います。

参考リンク