株式会社バンダイナムコホールディングスの第三四半期(3Q)決算が本日発表されました。

バンナムは、決算毎に自社のコンテンツ別の売上情報も発表してくれており、アイカツ!関連の売上もここで取り上げられています。
当サイトは四半期毎に毎回アイカツ!の売上を取り扱っているので、今回も取り上げていきます。

11月発表時の内容

全体の売上
4月~9月までの結果 4月~3月までの計画
24億円 60億円
トイホビー部門の売上
4月~9月までの結果 4月~3月までの計画
16億円 39億円

こちらが3ヶ月前の2Qの時に発表された内容です。
決算月となる3月までに全体では60億の売上見込、トイホビー部門だけを見ても39億は売り上げるだろうという予測を立てていました。

本日発表された3Qでの内容

全体の売上
4月~12月までの結果 4月~3月までの計画
35億円 46億円
トイホビー部門の売上
4月~12月までの結果 4月~3月までの計画
22億円 27億円

3ヶ月前に発表された予想よりは随分と下方修正し、決算月となる3月までの全体の売上見込は46億円、トイホビー部門だけを見ると27億円となりました。
この数字は、昨年度のアイカツ!のものと照らし合わせると分かりますが、全体の売上はアイカツ!と同じ数字となっており、トイホビー部門の売上も昨年度のアイカツ!の時と比べて1億円増えただけとなっています。

他のコンテンツですと、妖怪ウォッチなどは昨年度と比べると半減どころか1/3にまで売上が減ってしまっているので、それと比べると前年同期と同じならまだ悪すぎるというわけではありません。
ただ、他のコンテンツを見ると昨年度より売上が上振れたもののほうが多いので、贔屓目に見てもやや厳しめの数字なのかなと思います。

バンナムの他の女児向けコンテンツを見ますと、TVアニメでもアイカツスターズ!の前番組として放映されている『ヒミツのここたま』が急上昇しています。
トイホビー部門だけを見ると、ここたまは昨年度の売上が14億円でしたが、今年度は24億円見込みと大幅に増えています。ここたまはアイカツ!と明らかに対象層が重なっているでしょうから、限られたパイの奪い合いになっているのかもしれません。

次の決算発表は今年度の全体の発表になりますが、5月の予定となっています。
5月になって決算内容が発表されたら、またアイカツ!関連のところだけを引っ張り出して当サイトで取り上げます。

参考リンク