株式会社バンダイナムコホールディングスの第二四半期(2Q)の決算が今日発表されました。
第二四半期とは、バンナムで言うと4月~9月までの期間のことです。
バンナムは四半期ごとに各IPの売上を公開してくれており、アイカツ!もその中に入っているため、ここでは発表された中でアイカツ!の売上に対してだけまとめていきます。
今日発表された内容
全体の売上 | ||
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4月~9月までの結果 | 4月~3月までの計画 | |
24億円(-8億) | 71億円(-10億) | |
トイホビー部門の売上 | ||
4月~9月までの結果 | 4月~3月までの計画 | |
15億円(-10億) | 50億円(-10億) |
※()内の数字は1Q発表時との比較
全体的にかなり下方修正となりました。
3ヶ月前に発表されたものより、おおよそ8億円~10億円程度売上が振るわず、それに伴って今年度である4月から来年3月までの売上見込みも10億円ほど下方修正することとなりました。
何が見込みより悪かったのかはちょっと推測しにくいのですが、決算に関係する時期に発売されたスターターセットやバインダー、エールブレスなどは不振とは考えにくい(特にエールブレスは人気のタイプだと定価以上のプレミア値になっている通販サイトばかり)ですし、他に影響がありそうなものといえば売上に直結する筐体でのアイカツカードの売上なので、下方修正原因はそれじゃないかなぁと思います。
デジタルカード販売数も決算資料には書かれているのですが、全体で3ヶ月前の見込みよりも1000万枚減っており、他のデータカードダス系で増減が激しそうなコンテンツが見当たらず、かつアイカツ!のデータカードダスの販売枚数に対する寄与度は割と高いので、1000万枚減った分が全てアイカツ!ではないと思いますが、これが原因とみていいと思います。
まとめ
4月~9月の上半期で10億円ほど見込みより下がってしまいましたが、それでも来年3月までの通期見込みは依然強気で上半期での-10億を考えると小幅な下方修正にとどまっています。
このまま行くとさらに下方修正となってもおかしくはないですが、10月以降の盛り返しに期待と行ったところでしょうか。
また2月頃に3Qの決算発表があると思うので、その時が来たら決算資料を読んで再度こちらで記事にしてお知らせします。
過去決算記事
なお、前回の1Qの決算に対しては、過去に記事を作成したのでそちらをご参照ください。
参考リンク
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