本日8/04、株式会社バンダイナムコホールディングスの第一四半期(1Q)決算が発表されました。

バンナムは4月から来年3月までを1区切りとし、3ヶ月毎に売上や利益がどうだったかといった決算内容を発表しており、今日その決算内容の最初の3ヶ月分(4月~6月まで)が発表されました。

バンナム全体としては非常にいい決算だったということはひとまず置いておいて、バンナムは決算毎にコンテンツごとの売上も発表してくれていて、そこにアイカツ!のものも入っているため、アイカツ!のことだけ引っ張りだしてそれらをお伝えします。

5月発表時の計画

まずは、3ヶ月遡って5月に発表された売上予測を見てみます。

全体の売上
4月~9月までの計画 4月~3月までの計画
27億円 56億円
トイホビー部門の売上
4月~9月までの計画 4月~3月までの計画
20億円 40億円

昨年度は1年を通じてアイカツ!関連の商品だけで46億円の売上を達成していたのですが、3ヶ月前に発表した今年度の売上見込みではそれを超えて56億円は売れるだろうという計画を出していました。

今日発表された1Q到達時点での計画

それに対し、最初の売上計画を出した頃から3ヶ月ほど経ってからの売上計画は、実際の売上も出しながら載せると以下のようになります。

全体の売上
4月~6月までの結果 4月~9月までの計画 4月~3月までの計画
11億円 29億円(+2億) 56億円(±0億)
トイホビー部門の売上
4月~6月までの結果 4月~9月までの計画 4月~3月までの計画
8億円 21億円(+1億) 40億円(±0億)

全体的に当初の計画通りですが、若干売上が上振れてはいます。
通期での修正はないものの、上半期(4月~9月)だけで見るとトイホビー部門は1億円の上方修正、全体では2億円の上方修正となっています。

今年の4~6月は、そもそもアイカツスターズ!筐体の正式稼働が5月中旬にようやく始まり、業績への寄与が若干遅れたことを考えると、なかなかに健闘したのではないでしょうか。

去年のアイカツ!がフル稼働していた時期と比べても、前年度比でマイナスにはなっていないため、アイカツ!からアイカツスターズ!への移行は少なくとも業績面ではマイナスではなかったことが分かります。

とはいえ、4月~6月の今回発表された期間はアイカツ!とアイカツスターズ!がまだ混在していた時期なので、アイカツスターズ!の真価が分かるのは次の7月~9月の間の、特にトイホビー部門の決算内容が発表されたときでしょう。

次の決算発表は11月になりますが、また発表されたらアイカツ!の部分だけ引っ張ってきてここでお知らせします。

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