アイカツ!を作っているバンダイの親会社となるバンダイナムコホールディングスの決算が今日発表されました。
今日発表された内容は、2016年4月~2017年3月までのもので、所謂通期決算と呼ばれるものです。
今回の決算の内容自体は配当金は良くても来期予想が控えめすぎて良いか悪いかの判断が難しいものですが、それとは別にバンナムHDは説明会資料として各IPがどれだけの売上だったかをまとめてくれています。各IPの中には当然アイカツ!のものも入っているので、その説明会資料の中からアイカツ!の部分だけを抜き出してお知らせします。
今日発表された内容
全体の売上 | ||
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4月~3月までの結果 | ||
45億円(-1億) | ||
国内トイホビー部門の売上 | ||
4月~3月までの結果 | ||
26億円(-1億) |
※()内の数字は前回の3ヶ月前に発表した計画との比較
今回発表された内容は、トイホビー部門が計画より1億円ほど満たない数字となりましたが、概ね計画通りの数字と言えるでしょう。
おもちゃ関連全般に言えることですが、クリスマス商戦が終わった12月以降の売上はそこからの予想が簡単で大幅にブレることはないため、今回の着地も自然な流れです。
今年度(2017年4月~2018年3月まで)の売上計画
通期決算発表後は来期の目標も発表するのが通例となっており、今年度(2017年4月~2018年3月まで)のアイカツ!関連の商品の売上計画も発表されました。
全体の売上 | |
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4月~9月までの計画 | 4月~3月までの計画 |
19億円 | 37億円 |
トイホビー部門の売上 | |
4月~9月までの計画 | 4月~3月までの計画 |
12億円 | 25億円 |
昨年度の売り上げより今年度の計画はかなり下げてきています。
今まではアイカツ!関連の売上計画は5月に発表する通期計画こそ高いのですが、その計画から2年連続で下方修正して着地しているので、それを見ての控えめ予想なのでしょうか。
全体のIPを見ますと、昨年度より今年度のほうが売上計画が下がる見込みを出しているIPは『機動戦士ガンダム』、『ドラゴンボール』、『ワンピース』、『妖怪ウォッチ』、それに加えて『アイカツ!』となっています。
とはいえ、そもそもバンナムHDの全体の売上目標自体が昨年度を下回る目標としているため、気にはなりますがあまり気にしなくていい事柄のように思います。
余談ですが、バンナムHD自体が昨年から推進しているものとして、ハイターゲット向けの商品を作るというものがあります。
ハイターゲット向けというと何か分かりづらいですが、要は大人向け商品のことです。アイカツ!だと『AIKATSU! STYLE for Lady』や、『S.H.Figuarts』シリーズ、最近だと3万円もする『「アイカツ! 」 COMPLETE CD-BOX』などが代表例です。
売上自体は下げ止まったと言え上向いていかないアイカツ!関連商品です。
ただ、そもそも売上が落ちると説明会資料から名前が消えるのですが、アイカツ!は下のほうとは言えまだ名前が残っていますし、ハイターゲット向け商品を展開という会社の方針から逸れていません。なので、安心して見ていっていいと思います。今後を見守っていきましょう。
過去決算記事
2016年度のものは第1四半期から当サイトでも記事にまとめています。
参考リンク
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